この2日間、東京で行われたシブショップファシリテータートレーニングに参加してきました！

シブショップとは、「シブリング（きょうだい）」と「ワークショップ」を足した言葉で、こどものきょうだいのためのワークショップのことを言います。

アメリカから遥々来られた講師のドナルドマイヤーさんは、世界のきょうだい支援を牽引され、実践されてきたとても素晴らしい方です。（こんな簡単な言葉で片付けていいのかと思うほど・・・）

今回、これまで講演や論文では何度も見聞きしていたマイヤーさんに、お会いすることができました。こんなに貴重な場に参加できる機会をいただけたこと、本当に感謝しています。ありがとうございます。

1日目は知識編として、きょうだいの特有の悩みと得がたい経験についてお話していただきました。

家族支援といっても、親の支援、障害児や病児の支援が中心できょうだいの存在は忘れられがちであること、それなのに親よりもきょうだいの方が障害児や病児に関わる時間が生涯を通して長いこと、きょうだいの悩みは一生涯に渡って形を変えながらも続いていくこと、だからこそ、きょうだいへの支援が必要不可欠であること、、

後回しにするのではなく、やはり、きょうだい支援を必ず組み込む制度が必要なのだと改めて感じました。

それから、たくさんのきょうだい支援に関心のある仲間と知り合えたこともとても貴重な機会でした。

2日目は実践編として、実際にこどものきょうだいさんたちにシブショップをしているところを見学しながら体験させていただきました。

話し合い活動と動くアクティビティーを順序よく入れながら、きょうだいたちが楽しく、そして自分の気持ちを言える場所を提供されていました。はじめは緊張ぎみだったこどもたちも汗をかきながら（スタッフも汗をかきながら笑）たくさん笑って、話して、とても素敵な空間になっていました。

マイヤーさんは、シブショップを「お祝い」と言っていたこともとても心に残っています。普段から頑張っているこどもたちをお祝いするって素敵ですよね＾＾

話し合い活動については、えるもでもしてみたいと思いながらできていなかったところでもあり、また時期を見てできるとよいのかな、と思っています。

2日間、本当に本当に貴重で幸せな時間でした。

この経験を大切に、今後えるもでの活動に活かしていきます💪🏻💪🏻

（しばらくは余韻に浸りますが・・・笑）

2019.03